トレチノインは、ハイドロキノンと並んで、美白剤として有名な成分です。
トレチノインは、ビタミンA誘導体であり、アメリカなどでは、にきび治療やシワの改善に利用されています。皮膚の若返り薬として使われるトレチノインですが、日本では認可されていないのが実情です。多くは、皮膚科で処方されたり、個人輸入の形で使用している人もいます。美容皮膚科では、にきび治療に利用されることが多いようです。
ビタミンAは、アンチエイジング用コスメに含まれていることが多いのですが、トレチノインは、このビタミンAの約100倍の効果があると言われており、体内での生理活性の本体そのものとなります。
トレチノインは、肌細胞の深いところに存在するメラニン色素を排出する働きがあり、表皮の細胞を活発に繁殖させることができるので、メラニン色素とともに、古い細胞を外へ出す役割があります。およそ半月から1ヶ月くらいでメラニン色素を排出してしまうといわれています。
このような皮膚への働きかけが、角質を剥がしたり、細胞の再生を促進します。また、皮脂腺の働きを抑制するので、余分な皮脂の分泌をおさえてくれます。
そのほかにも、コラーゲンの分泌が活発になることによって、お肌のハリが戻り、小じわの改善が見込めます。ヒアルロン酸の分泌を高める働きもあるので、みずみずしいお肌なり、乾燥肌の改善につながります。
トレチノインを利用した治療中は、ハイドロキノンを塗布し、新しいメラニン色素を作らせないようにしておくことによって、古い細胞の排出を新しく白い細胞が生まれる事が出来るのです。